私たちについて

Revenue Ops Japanは「エンジニアリングでビジネスを推進する」ためのコミュニティです。昨今のビジネスシステムは、高度に自動化、連携化が進み、単に管理画面で設定するだけでなく、複数の仕組みを組み合わせたり、ときにプログラミングを用いて自動化することが求められています。

しかしながら、特に日本においてはこれらができる人材は非常に限られているのが現状です。私たちは、この問題を解消するためにコミュニティを立ち上げました。

Revenue Ops(直訳すると収益オペレーション)はマーケティングや営業活動などを連携させ、オペレーションの管理を通じて収益の成長を促す言葉ですが、当コミュニティでは、より「エンジニアリング」に特化した活動を行っていきます。

エンジニアがサンドボックス環境を共同所有できる

私たちはエンジニアから始まったコミュニティです。エンジニアたちがマーケティングやセールス活動を支援するために学習しようとしたときに、現状では大きな壁があります。それは「試す場所がない」ということです。

Google広告の最適なコンバージョンレポートを作るプログラミングを学びたくても、広告を出稿していないと実データを使って試すことができません。Hubspotでフォーム送信の内容に応じて見積書の自動作成をおこなうAPI連動を実験したくても、問い合わせてもらうサイトも見積もる商品もありません。

結果的に、このようなエンジニアリング技術は、各企業の中で「職人芸」となってしまい、広く世の中に知識が流通しにくくなっています。

そこで、私たちのコミュニティでは、このコミュニティの有料会員(=ツール料金の割り勘)を募集するために広告を出稿し、サイトを制作し、有料のマーケティングツールを共同利用することで、実際に収益につながるエンジニアリングを学べる場を作っていきたいと考えています。

※サンドボックス・・・お砂場、IT業界ではエンジニアが自由にAPIなどを実験できる場所の意味で用いられる

ケーススタディを通じてノウハウを広く発信

次に、このサンドボックスを通じて、実験した内容を発信します。Slackに投稿する方法、APIの認証方法など基礎から、AIを用いた高度な連携まで記事として公開します。

記事を書くにあたり、ソースコードを販売したり、実際の企業からオファーを無料または低額で受けて、実際に収益オペレーションを構築し、その過程を公開することも行っていきます。

企業側は業務の生産性を向上でき、コミュニティメンバーには練習台が与えられ、かつ、いただいた費用を基金として積み立てることで各エンジニアの共同所有に対する負担を低く抑えることが可能になります。

ゆくゆくは企業と人材、ベンダーのマッチングも

コミュニティがうまくいって成長したら、収益オペレーションを構築したい企業と、それを叶える人材、さらにはオペレーション管理に適したソフトウエアベンダーがマッチングできるようになるかもしれません。


このように壮大な思いを抱えていますが、まだ動き出したばかりです。このような活動に興味のあるエンジニア、実験用に無料で有料プランを提供していただけるITベンダー、題材に使ってもいいよという企業(できれば少しカンパもお願いします)の皆様、ぜひともお声がけください1

Revenue Ops Japan発起人

ku-suke / にっしー

  1. ※契約等が必要な場合、株式会社アプルーシッドが当面の事務局窓口を担います ↩︎